北海道ランドナー自転車旅3

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間宮堂の絶品「塩帆立ラーメン」を完食した後は、いざ宗谷岬から函館までの北海道縦断旅のスタートです。

北海道西海岸を南下

改めて宗谷岬に立ち、函館まで、北海道縦断の旅をスタートさせるべく、自転車を漕ぎだします。

……予想はしていましたが、海特有の強烈な風が向かい風となり、漕げども漕げども前に進みません。(⌒-⌒; )

そんな強烈な風に向かって漕ぎ続けていると、急に茂みからガサガサッと音が聞こえました。

音のする方へ振り返ってみると、なんと鹿がいました。さすが北海道。

地元では道端で野生の動物に出会うなんてことは滅多にありませんでしたので、割と興奮してしまい、鹿のおかげで自転車をこぐ元気が出てきたところです。^ ^

そんなこんなで向かい風の中自転車を進めて行き、南稚内駅に到着しました。

計画ではここから更に南下する予定でしたが、バス乗車計画のミスの影響で時間がかなりおしていたので、無理をせずに輪行(電車で移動)することにしました。

というわけで自由な時間ができたので、知人から美味しいと教えてもらったノシャップ岬の「樺太食堂」のバウンドするというイクラを食べに行こうということにしました。

南稚内駅から北上し、数分で到着しました。ノシャップ岬。

富士山のような佇まいで美しい利尻富士と灯台と青空と海。最高に気持ちの良い景色が眺められました。

しばらく景色を眺めながら休憩をしたのち、ほど近くにあるという「樺太食堂」へ向かいます。

無敵の生うに丼「樺太食堂」

すぐに着きました。店の外壁をみるとなんと「ライダー・チャリダー大歓迎」とあるではないか。自転車をこぐための服装をしているために店に入るにはなかなか躊躇してしまう場合も少なくないのだが、ここは気兼ねなく入店できそうだ。

自転車をとめて中へ入ると、壁にはここの丼を食した人々のコメントがびっしりと貼られており、どれも最高の高評価を記しているものでしたので、自然と期待も高まり、まだ何も食べていないのに、口の中がとろけてくるようでした。

期待に逸るなか、私はこの店を代表するメニューの一つである「生うに三色丼」を注文しました。

…少し待って、来ました。

なんと美しい。メインのムラサキウニを丼のまんなかに鎮座させ、周辺には大ぶりの帆立、イクラ、蟹。北海道を代表する海鮮スター達が出揃っている。

まずはウニである。ここはケチってもしょうがない。食べたいだけ箸ですくい、速やかに口のなかへ運ぶ。

…なんと濃厚なことか。とろける旨味。海の香りが口いっぱいに広がる。口の中がオーシャンビューであった。

そして次に、噂にきいていたイクラである。バウンドするとのことであったが、そのくらいにプリプリで美味しいという比喩であろうと考えていた。しかし、それは間違いだった。誤って箸からこぼれ落ちたイクラを見たとき、、なんと実際に5cm程度バウンドしたのである。口の中では感じたことのないイクラの抵抗。良い食感があり、噛むほどにイクラが弾けるのである。対面の友人がイクラを噛むプチプチ音が聞こえた程であった。

更には帆立、蟹と、最高に幸せな時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございます。

最後に無敵の生うに丼ステッカーを頂きましたので、早速愛車GIOSに貼り付けました。

「樺太食堂」はまた必ず食べに来たいと思う名店でありました。

最高の北海道めしを食べたあとは、稚内駅へ。幌延駅まで特急列車に乗ります。

当然ですがやはり電車は早いですね。あっという間に目的地へ着き、徒歩10分程で予約していた民宿へ到着しました。

翌日は雨の予報ですので、残念ですがまた輪行で旭川まで向かい、旭川ラーメンと食べたいと思います。

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