皆さんこんにちは。コロナ禍で大変な時が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
ハロウィンやクリスマス、年末年始といったイベントの楽しみ方も随分と変わり、ストレスが溜まってしまうこともあると思います。
そこで、今回はこのコロナ禍でのおすすめな過ごし方のひとつとして、「読書」について、勧めていきたいと思います。
メリット
苦労せずに、著者が苦労して身につけたことを身につけられる
いい本を読むと、著者がたくさんの時間とお金をかけて経験した学びを「数時間で」しかも「数千円で」得られます。
意識しないと気づきませんが、圧倒的なコストパフォーマンスだと言えます。
自ら体験して学ぶことももちろん面白いですし大切ですが、「いい本」を読むことでコスト面とスピード感を大事にした学びを得ることは、自分が成長するうえで欠かせないと想います。
成功者たちは皆んな「本」を読めといいますが、やはり彼らも「本」なくして成功はなかったと考えているのではないでしょうか。
歴代の偉人と会話できる〜時間の壁を越えて〜
孔子や渋沢栄一、紫式部からアリストテレスまで、歴史に残る世界の偉人が本を残しています。
今ではいくらお金を積んだところで会うことのできない人物が何を考えていたのか知ることができるわけです。
良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。
デカルト
過去の最も優れた人達と、数千円で、好きな時間に、自由に休憩を挟みながら、会話をすることができる。
本がなければ過去の人とは話せませんし、優れた人と実際会話するなんて時間もお金もかかって勝手にちょっと休憩なんて言ったら怒られますよね。笑
本が非常に優れたツールであることは間違いありませんね。
ストレス解消とリラックス効果
普段から本を読まれる方は実感されていると想いますが、読書はストレスを解消します。
読書のリラックス効果は化学的に認められています。
2009年、イギリスのデイビット・ルイス博士が一つの実験によって読書のリラックス効果を実証しました。
複数の被験者にまずストレスをためてもらい、その後「読書」「音楽鑑賞」「1杯のコーヒー・紅茶」「散歩」「TVゲーム」などのストレス解消に良いと思われる方法をそれぞれ試してもらい、どの方法が最もストレス解消に効果的だったのかを検証。
実験の結果、読書はストレスを68%も減少させ、最も効果的だったことが判明したのです。さらに、静かな場所で行う読書は、たった6分間で60%ものストレスが軽減され、リラックスできることが分かったと言います。
ルイス博士は「脳内で本のストーリーを理解し、登場人物に共感することが大切」と述べています。つまり、読書でストレスを解消してリラックスするためには、「どのような内容の本を読むのか」よりも、いかに本の世界にのめり込めるかが大切ということですね。
本のジャンルは様々ありますが、まずはあなたが好きな、若しくは読みやすいものを選んでみるのをおすすめします。
イギリスでは、この読書のリラックス効果を利用した「ビブリオセラピー」という読書療法が実用化されています。
本を読むことによって病気の治癒を図る心理療法のことです。日々の苦痛を減らすなどの効果が期待できるといい、うつ病の予防にも使われています。
好きな本をじっくり読むだけで、こころを落ち着かせながら、うつ病の予防にも取り組める。最高ですね。
脳の活性化効果〜認知症予防にも〜
リラックス効果と真逆に感じますが、読書は脳の活性化効果も合わせ持ちます。
読書は脳全体を使用する活動であるため、脳のトレーニングになる。
オックスフォード大学 ジョン・シュタイン名誉教授
読書によって物語の風景や音などがイメージされ、大脳が活性化されるためです。
読書中の脳をMRIで分析した実験では、本の中に「風景描写」「音の表現」「におい」「味」などが登場すると、それに応じて脳の「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」を司る部分が活性化し、新しいシナプス(神経回路)が生まれることが判明しています。
シナプス(神経回路)の増加は脳のパフォーマンスに直結していますから、つまり読書をすることによって頭が良くなると言われているわけです。
テレビやゲームなどではこのような効果を得ることは出来ないと言われていますから、脳トレとしても読書が非常に優れたツールであると言えるのではないでしょうか。
カリフォルニア大学バークレイ校のスーザン・ランダウ博士は、「日常的に読書や文章を書くなどの知的活動を行っている人ほど、晩年になって認知症にかかりにくい」と結論付けています。
本をよんで脳を活性化させ、いくつになっても元気に生きていきたいですね。
会話が上手になる!〜語彙力がつく〜
本を読んでいると、言うまでもなくたくさんの言葉に触れます。
自分では思いつかないような表現に出会ったりします。
たくさんのいい表現を浴びることで、言葉のセンスを磨いていくことができるわけですね。
さらに、本に書かれている知見も広がっていきますから、深みが増して、会話がうまくなっていきます。
私ももっと本を読んでたくさんの言葉に触れ、会話のセンスを磨いていきたいと想います。
Kindleならメリット多数!
紙の本も愛着が湧いて好きですが、Kindleも非常に便利です。おすすめです。
Kindleとは、Amazonが提供する電子書籍専用端末のことです。
メリットは以下のとおり。
持ち運び簡単!【軽い】
紙の本ですとかさばりますし重たいですよね。文庫本1冊くらいならいいですが持ち運びは割と大変だと思います。
Kindleは軽いため、数千冊を楽々持ち運び可能です。電車通勤には必携ですね。
目が疲れない!【E-ink採用】
Kindle端末はE−inkを採用しています。実際のインクが使われていて、直接目を照らさないため、目に優しい設計になっています。
文字サイズや明るさも調節可能なうえブルーライトもほぼ0のため、長時間でも疲れにくく、寝る前に読んでも寝付けなくなるといった影響がほぼありません。
24時間いつでもすぐ読める!【ネット購入できる】
紙の本ですと読みたい本があってもポチって届くまでまつか、本屋までわざわざ出向く必要があって結構面倒くさいですよね。
Kindleなら24時間いつでもその場で購入可能。即読み始めることができます。時間を節約していきましょう。
お風呂でも屋外でも読みやすい!【防水・低反射】
E ink採用により、ディスプレイが光に反射しにくくなっています。天気の良い日に公園などで快適に本が読めます。
紅茶を持って行き、公園の木陰でサンドイッチとともにキャンプ椅子でゆっくりと本を読む・・・。こんなゆったりとした休日にはもってこいですね。
また、機種によっては防水機能があるため、お風呂のお供にもなります。身体をじっくり温める間に読書。最高ですね。
本が安く買える!【頻繁にやるKindleセール〜半額も〜】
Kindleでは頻繁にセールをやっています。漫画からビジネス書まで、人気の本でも平気で半額セールをやっていたりします。
紙の本ですと古本でなければ基本的に定価で買うことしかできませんが、Kindleなら、安く仕入れることができます。
2021年1月現在ですと「ウォール街のランダムウォーカー」や「敗者のゲーム」などの有名本が安くなっています。
本を汚すことなくマーカーができる!【マーカー部検索も】
本をよごすことなくマーカーがうてます。本だと一度線を引いたりすると修正が効かないですが、Kindleならいつでもマーカーひき放題修正し放題です。
さらに、自分がマーカーを打った部分だけでなく、他の多くの読者がどこにマーカーを打っているかが出ます。本のもっとも読むべきポイントがわかりやすいと思います。
Kindleのデメリット
- 読んだ後に売れない
- 現在は白黒のみ
- リフレッシュがある
リフレッシュとは、白黒が一瞬反転するような感じです。最初は気に入らなくてKindleの買いは間違いだったかなと思いましたが、すぐに慣れました。実際本をめくるときにはさほど気にならない程度です。
おすすめ本
深夜特急(1〜6)合本版(新潮文庫)【増補新版】【電子書籍】[ 沢木耕太郎 ]
旅好きにはあまりにも有名な本ですね。
バックパッカーのほとんどがこの本を知っていると思います。
わたしにとっても、タイやモロッコなどへの海外一人旅のきっかけをつくってくれた本のひとつです。
行かずに死ねるか! 世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫) [ 石田ゆうすけ ]
特に思い入れが強い一冊です。読書習慣がまったくなかったわたしに読書のおもしろさを初めて教えてくれたのがこの本でした。
アブリルラヴィーンを聞きながらこれを読むと、本当に世界を旅している気分になれます。
自分のための人生 ダイアー博士の世界的名著 [ ウエイン・W.ダイアー ]
マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール [ マックス・ギュンター ]
FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド [ クリスティー・シェン ]
FIRE。(Financial Independence, Retire Early)経済的自由を達成してリタイアすることについて書かれた、読みものとしても面白い一冊。
再現性のある方法でFIREを達成するにはどうしたら良いか説明されており、将来に非常にワクワクしながら読んだことを覚えています。
粋な大人とは何か。を教えてくれる一冊です。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方 [ ジョン・J.レイティー ]
運動のモチベーション爆あがりさせてくれる一冊。
運動が脳へこれでもか!といい影響を与えまくることを化学的に深く説明してくれます。
少し読みにくいですが、運動のモチベーションを上げたい方は必読です。
本の読み方
本を効率的に読むには「斜め読み」「10分読みを3回」などの手法がよく紹介されていますが、わたしにはムリでした^^;
そんな超特急で飛ばすようによんでも全然頭に入ってこないですし、全然楽しくなくて、試してはみましたがすぐに断念したところです。笑
「普通に」よんでいけばいいと思います。
ただこれだけだと何が「本の読み方」じゃと思われると思うので、「斜め読み」とかはできないにしても、ある程度効率的によんでいくためにわたしが実践していることを挙げます。
- 【順番に読まない】まず目次をみて気になる所、メインどころと思われる所から読む
- 【全部読まない】興味のない所、知りたい内容でない所は飛ばす
- 【汚してOK】マーカー、メモ、OK(Kindleならマーカー修正し放題)
本を読む目的はインプットです。本を崇めたてまつるためではないですよね。
本を大切に思うがあまりに、順番に、全部、綺麗な状態のまま読むことで、あまりおもしろくない本にあたったときに嫌になって読書の習慣が途切れてしまいかねません。それはかなりもったいないと思います。
気になるところ、好きなところをつまみ食いしながら、マーカーやメモをしながら、本読みを楽しんでいきましょう。
まとめ
読書をするようになり、電車の時間やちょっとした待ち時間が苦ではなくなりました。
初めはエンターテイメントとしての読書でしたが、自分の成長のための読書もするようになり、将来の成長した自分を夢見てワクワクすることができるようになりました。
実際に行うにはハードルの高い体験を疑似体験したり、金融リテラシーをつけて適正なリスクをとることができるようになったり、人生を生きやすくする心構えを学べたり、数千円程度で大きな利益を得ることができています。
中にはあまりおもしろくない本もあるようですが、よくお勧めされている本や、レビュー等を見て選べばいい本が探しやすいと思います。
ここでおすすめしている本以外にも、両学長リベラルアーツ大学でお勧めされている本はわたしも参考にしています。いい本ばかり紹介されているのでそちらもぜひご確認を^^気になる本があれば是非読んでみて、人生を楽しく、有利にしていきましょう。
それでは今日はこのあたりで^^
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